【大型二輪教習レポート】心を引き締めて挑む再検定【第10回】

レポート

みなさん、こんにちは。

タングステンです!

 

大型二輪教習レポートもいよいよ大詰め。卒検に落ちた結果、補習を受けることになった前回を経て、今回は再検定本番です。

 

一度やらかしている手前、再検定では絶対に失敗できません。

 

再検定を受けるまでの数日間はソワソワ。

 

再検定の当日は緊張でドキドキ。

 

心穏やかではない日々を送り、失敗できない再検定に挑んできました。

 

結果は?

 

合否はどうなったのでしょうか?

 

大型二輪教習レポートのラストを見届けてください。

 



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ドキドキの一週間

約一週間前、自身の慢心から卒検に落ちてしまった筆者。

 

卒検に落ちた次の日に補習教習受けたのですが、再検定の予約が取れたのはなんと一週間後!

 

長い! 再検定までの日が空きすぎていてヤバい!

 

一週間ですよ、一週間!

 

補習を受けてから再検定本番までの期間が一週間

 

別に操作感覚を忘れてしまったり、卒検のコースが頭から抜けてしまったりするわけではないんですけどね。やっぱり受検までの間が空けば空くほど不安が募りますね。補習から再検定までの一週間、仕事や日々の生活を送りながらも頭の片隅には再検定のことがチラついていました。

 

気にしないようにしても、ふとした瞬間に再検定のことが頭によぎるのです。

 

再検定当時まであと5日、4日…

 

…3日、2日。まだ再検定当日にはならないのか…

 

1日。いよいよ明日…!

 

もう一晩寝れば、いよいよ本番だぞ!

 

緊張の再検定へ

ものすごく長く感じた一週間が過ぎました。

 

今日はいよいよ再検定当日

 

仕事のときよりも寝起きは良かったですね。一度卒検に落ちているからか、やはり緊張が大きかったのだと思います。

 

教習所に向かう道中も緊張でいっぱいでした。前回の卒検のときは余裕の心持ちでいたのに、再検定を受ける今回はずっと緊張していました。

 

教習所に到着してからはもうドキドキでしたね。緊張のボルテージはかなり高まっていました。落ちてしまった卒検のときとは比べものにならないほど緊張していました。

 

ただ、この日に二輪の卒検を受けるのは筆者だけだったのは良かったですね。「今日受けるのは自分一人だけだ」と思えば少し気がラクでした。

 

…さて、いよいよ本番。

 

絶対に、絶対に合格してやるぞ…!

 

いつもの3倍慎重に操作

再検定本番

 

試験官に呼ばれて検定車が停まっている発着点に向かいます。発着点に向かう筆者の足取りは自分でもわかるほど緊張していました。

 

検定車は目前。試験官からは「準備ができたら出発してください」とアナウンス。目の前の検定車に手をかけた時点で検定スタートです。

 

タングステン
タングステン

(…もう、やるしかない!)

 

ここまできたら覚悟を決めるしかありません。緊張はもちろんしますが、ここは潔く再検定に臨みましょう。

 

まずは、検定車の前後を確認します。何もないことはわかっていますが、チェックするのが作法です。

 

次はサイドスタンドをはらって、バイクにまたがります。普段バイクに乗るときはバイクにまたがってからサイドスタンドをはらっていますが、教習所内ではサイドスタンドが先です。間違えないように慎重に確認しながら進めます。

 

バイクにまたがったらすかさずサイドミラーをチェック! サイドミラーの角度をちょうどいいところに合わせます。最初からサイドミラーの角度がジャストだったとしても、ミラーに触れて確認しないと減点されてしまいます。ここも慎重にいきましょう。

 

ここまでやってからキーを回してエンジン始動です。エンジン始動までの作業がいろいろあって少し面倒ですね。

 

エンジンを始動したら、後方確認をしてウィンカーを出し発進します。ここからが本番です。

 

波状路、クランク、坂道発進、S字カーブ、踏切、一本橋、スラローム、急制動……

 

どの項目もいつもの3倍は慎重にやりましたね。

 

教習のときから問題なくできていた坂道発進やS字カーブはもちろん、苦手意識があったクランクはものすごく丁寧に通過しました。クリア秒数に指定がある波状路や一本橋、スラロームはこれでもかというほど気をつかいましたね。

 

ゆっくり、でも確実にコースを進んでいきました。

 

緊張の糸が切れた瞬間に脱力

慎重に、慎重に進んだ卒検コース。

 

前回失敗してしまった一本橋もクリアしました。

 

そのほかの項目も完璧とはいかずとも、致命的なミスはありませんでした。

 

コースを走り切り、発着点にバイクを停車。キーをオフにして前後確認をし、バイクから降ります。サイドスタンドを立ててバイクが自立していることを確認してから、そっとハンドルから手を離しました。

 

…はい、ここで卒検終了です!

 

合否結果は試験官から即時発表されることになっていたので、急いで試験官のもとに向かいます。

 

試験官のもとに向かう筆者の体はこわばっていました。足は緊張でガチガチになっており、その足取りは若干ふらついていたと思います。

 

で、結果ですが…

 

無事、合格していました!!!

 

やったぜぇぇぇ!!!

 

合格したことに対する喜びはもちろんありましたが、それ以上にホッとしました。「また落ちたらどうしよう」「再検定は絶対に合格しないと…」と考えて卒検に臨んでいましたからね。先述の通りの緊張状態が急に解けて、一気に脱力してしましましたよ。

 

脱力しすぎて危うく腰を抜かすところでした。

 

いやはや、ホントに合格できて良かったです…!

 

教習は終了! 残すは免許の併記のみ

今回で無事に卒検に合格して技能教習をすべて終えたため、教習所に通う日々もこれで終了です

 

再検定を受けた日の午後から卒業式が執り行なわれ、そこで卒業証明書などの運転免許試験場に持っていく各種書類が配布されました。

 

あとは、運転免許試験場に行って免許証の併記手続をするだけです!

 

…いやぁ、卒検に落ちたときはどうなることかと思いましたが、やっと教習所卒業に漕ぎつけることができました。通所期間はだいたい1ヶ月半程と働きながらの教習としてはそれなりにハイペースだったのではないかなと勝手に思っています。

 

教習中はクランクで試行錯誤を繰り返したり、相性の悪い教官に辟易したりと様々なことが起こりました。何よりも自身の慢心から卒検に落ちてしまうというマヌケすぎる失態を犯し、補習を受けるというまったく想像していなかった出来事も発生してしまいました。

 

教習が終わった今はあれもいい経験だったかなと思えますが、卒検に落ちてから再検定を受けるまでの1週間はめちゃくちゃ凹みましたよ。

 

まあ、いろいろなことがありましたね。

 

というわけで、一応今回で大型二輪教習は終わりです。

 

次回でこの連載もラストです。エピローグとして運転免許試験場で免許証の併記手続のことをあれこれ書こうと思っています。

 

大自二」を併記した免許証を発行して、この連載もきっちりと締めないとですからね。

 

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!

 

ここまで読んだのも何かの縁ですから、是非エピローグも読んでくださいね。

 

筆者が大喜びするので、何卒お願いします…!

 

それでは、今回はここまでです。

 



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